インターネットの普及を背景に、あらゆるモノとモノとを繋げるIoTへの取組みが急速に普及しています。
製造業の世界においても製造設備や部品、工場と工場がIoTで有機的に繋がることで、業務の改善や生産性の飛躍的な向上が期待されます。
「IoT活用推進フォーラム」は、北陸地区の製造業が共に学びあうプラットホームとして2017年に発足しました。
現在、月1回を目途に「ワーキンググループ」と「IoT活用セミナー」を開催。さらに「工場見学」や「実証実験」も実施し、「聞き」「学び」「実践する」機会を提供しています。
研究・開発のテーマは、「作業効率化」「生産工程管理」「在庫管理」「製品自動検査」「予知保全」「技能継承」など様々です。まずは、困りごとは何か現状を把握し(As Is)、あるべき姿を描き(To Be)、システム構成図を作成したうえで、ラズベリーパイなど小型コンピュータにプログラムを組んで、実装に結び付けていきます。
IoT活用のカギは、「スモールスタート」「現状把握」「社内合意形成(現場と経営のコミュニケーション)」「人材育成」「ネットワークづくり」です。
生産現場の改善だけではなく、新しい価値創造に向けて、皆さんとともに学んでまいります。

事業目的

地域の製造業が、IoTの様々な要素技術を自社の生産工程に具体的に取り入れ、また積極的に活用するためのノウハウを習得するため、以下のような事業を推進します。

  • IOTの手法を学ぶ
  • IOTの実証実験を実施する
  • IOT先進企業経営者から学ぶ

事業活動

●講演会・セミナー企画
 ①経営層向け講演会の実施
 ②手法を実践的に学ぶ講習会を実施(IVIセミナー)
 ③具体的なテーマ選定によるセミナー実施

●工場見学
 ①先進的な工場の見学を企画  
 ②IOT化に取組みした経営者・経営体制の体験談を聴取

●WG(ワーキンググループ)
 ①テーマ別に6~8名程度のWGを組成し運営する
 ②具体的な解決シナリオを描き、実証実験にまでつなげる
<想定するテーマ>
  【生産管理】生産計画立案 計画スキル向上
  【進捗管理】生産状況把握 変化への対応
  【在庫管理】在庫把握と共有化 生産計画連携 販売計画連携と検証 
  【設備管理】予知保全 稼働率の安定向上

●各種実証実験

事業概要

●設 立
      2017年4月
●会員(年会費)
      本フォーラムの会員は、入会申込書を提出した次の会員で構成されます。
       (1)正会員     製造業 (年会費:5万円)
       (2)サポーター会員 ITベンダー等 (年会費:3万円) 
       (3)賛助会員    大学・研究機関・その他産業/諸団体等 (年会費:2万円)
        ※年会費は消費税別

      ※会員企業一覧

●事務局
      一般財団法人北陸経済研究所
      富山県富山市丸の内1丁目8番10号